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親の影響。

ちびっ子にとって、親の影響というのはすごく大きい。

と、言葉にするとすごく簡単だけど、本当にものすごく大きい。

大事なのは、ゲームを買ってもらったかとか、遊園地に連れてってもらったかとか、レストランに連れってってもらったかとか、そんなことでは一切ない。

実際、うちの両親は毎週のように私を遊園地に連れて行ったらしいが、まったく記憶がない。

そんなことよりも覚えてるのは、おばあちゃんの膝に座って一緒にテレビを見たこととか、お母さんにめちゃくちゃ怒られたこととか、迷子になって迎えにきてもらったこととか、そんなことだ。

お父さんについては、週末早起きすると、麻雀で朝帰りの父と出くわして、美味しいインスタントコーヒーをいつも淹れてくれたこととか、そんなこと。

お金をいくらくれたとか、何をしてくれたかとか、そういうことって最終的にはあまりどうでもいいことなのだと思う。

普通に暮らせていれば。

だから、親がいてほしい時期に、親を亡くしたとか、離れて暮らさなければいけなかったとか、あんまり注意を向けてもらえなかったとか、そういうことって人格形成にすごく影響するんだと思う。

やっぱり、子どもにとっては、親がいるだけで生きる上での安心感があるからね。

生きるのに不安、って普通の感覚じゃないわけよね。


かといって、不幸な子供時代を過ごしたからといって、だから私の性格はちょっとおかしくなっちゃったのよ!親のせいよ!と言って、何をしてもいいってわけじゃない。
そして親を責めたところで、過去が変わるわけじゃない。
もう、自分がなんとかするしかない。

大人になった今、親がどういう人なのか、どんな状況だったのか、知ることによって、親に対する理解ができれば、気持ちが整理できれば、自分の中にある過去の記憶を少し変えることができるんじゃないかと思う。

そして、思い出は思い出の箱にしまって、そっとしておく。

みたいな。


人は辛いときとか、パニックになったりすると、記憶が交錯することがある。

そういう過去の子どもの頃の傷が癒えてないと、ワーッと噴き出して、問題行動を起こしてしまう。
実はそんな現場を結構見た(笑)
そして、それを聞き取り調査して、目の前で少しずつ癒えていくのを見てしまった。

人間って、捨てたもんじゃないな、と思った。

傷を受けた人ほど、それを乗り越えることができれば、人間として大きく成長できる可能性を秘めている。

ただし、乗り越えられるかどうかは、協力してくれる人に出会えるか、というのも運かもしれない。

一期一会 という言葉があるけど、だからこそ、人との出会いを大事にしたいね。


そんなことを思った5月の朝。

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theme : メンタルヘルス
genre : 心と身体

プロフィール

のと あきこ

Author:のと あきこ
スペイン南部のレブリハ在住。
年上の旦那と暮らしています。
フラメンコ、特にカンテヒターノに恋をして、好きなことだけ追っかけていたら、こんなところにたどり着きました。

スペインに関わり始めて早や20年が経ち、定住し始めてから8年です。
スペイン語を語学学校で勉強した経験と、おうちで身に着けたアンダルシア弁を活かして、スカイプでスペイン語を教えています。

ご興味のある方はメールフォームよりご連絡ください。
詳細は「生徒さん募集」の記事をご覧ください。
こちらの記事も参考にしてください。
スペインのスペイン語と南米のスペイン語

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