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人々はわからない。

人の判断基準なんて、案外いいかげんなものだ。

先入観というものが全くなしでモノを見るというのは、本当に困難極まりない。

先入観、というと誰かの入れ知恵みたいなもので、誰かから何かを吹き込まれた言葉みたいなイメージだが、ここでいう先入観というのは、それだけではない。

たとえば外国の習慣などに触れる時、やはり常に自分の習慣、文化が下地となっている。

どういうことかと言うと例えば、スペイン人を日本の家に招待した時、何も言わなければスペイン人はそのまま靴でズカズカ入ってしまう。
いくら玄関が一段上がってるからといっても、それは彼らにとってはただの階段に過ぎない。

知らないことはけっして悪いことなのではない。

どうしようもないことなのだ。


そこで、玄関では靴は脱いでくださいね、と言って激しく抵抗されるなら、出入り禁止にすることも可能だし、緊急事態ならそのまま許可することもありうる。

でも別に相手に合わせてこっちのルールを変えてやる必要なんてないのだ。


今のフラメンコに関して、フラメンコに限ったことではないかもしれないけど、それがずいぶん昔から起こっていて、もう今までのフラメンコと呼ばれるものは絶滅寸前だと思う。

さっきの例えで説明するなら、家に他人を招き入れる人もテキトーで、まぁお客さんがいっぱい来るならいいかと、どうぞどうぞとお客さんを迎え入れた結果、家にあるものとかもどんどん盗まれたりとか、勝手に触られて壊されたりとか、いらないものを持ってこられたりとかして、もはや日本家屋とは呼べないようなカオス状態になって途方に暮れているみたいな感じ。

さらにメディアや政府が口をそろえて 「これが日本家屋です!」 と世界に自慢しているような状態。

それを見た、何も知らない人々は、「そうなのか」と思うよね。
元の状態なんて知らなければ、わかるわけがない。

いろんな日本家屋があるっていっても、ある一定の、暗黙の了解みたいなものはあるじゃない?
材質とか、玄関の形とか、ある程度。


それをフラメンコに置き換えてみると、 「いろんなフラメンコがあるよね」 という意見も聞くことが多いけど、ヘレスのフラメンコとかレブリハのフラメンコとか、セビージャのフラメンコとかそんな言い方をする。
そこまではいいと思う。

なんだけど、男性がバタ・デ・コーラをはいて踊ったり、ただひすらサパテアードばっかりだったり、フラメンコではない音楽(サルサとかクラシックとか)とフラメンコの衣装と靴を履いて踊ったり、、、、

それ、フラメンコの衣装さえ着てればなんでもフラメンコですか?
(もっとも最近の流行は舞台の上で衣装を脱ぐことらしいけど。)


こういうことを書くと、攻撃された!と思う人もいると思うのだけど、そういった不思議な変わったものをフラメンコと呼ばれているのを見聞きするたびに、攻撃されているような、蹂躙されていると感じる人が多く存在していることを知ってほしい。



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のと あきこ

Author:のと あきこ
スペイン南部のレブリハ在住。
年上の旦那と暮らしています。
フラメンコ、特にカンテヒターノに恋をして、好きなことだけ追っかけていたら、こんなところにたどり着きました。

スペインに関わり始めて早や20年が経ち、定住し始めてから8年です。
スペイン語を語学学校で勉強した経験と、おうちで身に着けたアンダルシア弁を活かして、スカイプでスペイン語を教えています。

ご興味のある方はメールフォームよりご連絡ください。
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こちらの記事も参考にしてください。
スペインのスペイン語と南米のスペイン語

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